本の紹介

ヨシタケシンスケ著『『おしっこちょっぴりもれたろう』を読んで

現在、宇都宮美術館で開催中の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました。そして、代表作の一つ『おしっこちょっぴりもれたろう』を購入しました。

この本の主人公は、勿論「もれたろう」なんですが、自分と同じ「もれたろう」は他にいるはずと、仲間さがしをする構成になっています。途中、「もれたろう」ではないけれど、別なことに困っている子ども達に出会います。

そしてとうとう、「もれたろう」は自分と同じ「もれたろう」に出会います。さあ、そこからは内容を伏せておきますが、困っている子は自分と同じ立場の子どもとの出会いが大きな意味を持つということと、悩みを分かってくれる大人との出会いは、何よりも大きな力になるということを物語っています。そんな大人になりたいと心から思いました。

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